なんでもくん導入の際は必ず技術研修・レクチャーをお受けください。詳しくはこちらから。

なんでもインタビュー|島のほけんしつ蔵・島根輝美さん

島根県の隠岐諸島の一つ、中ノ島 海士町。この島には、コンビニもスーパーも映画館もありません。都会のように便利なものは何もない島ですが、豊かな自然と共に共存できる生活がここにはあります。この島でセラピストとして活躍する島根輝美さん。島の人にホリスティックなケアを提供する場所「島のほけんしつ 蔵」を運営する島根さんにお話を伺いました。

パッド印刷をご存知でしょうか?
パッド印刷とは、ボールペンやUSBなど小さい商品にも文字や細かな絵柄を表現でき、シルク印刷同様よく使われる印刷方式です。シリコンパッドの弾力を活かし、平面ばかりでなく、なだらかな曲面、凹凸面にも印刷できるのが特徴です。
さまざまな印刷業会で使われるパッド印刷ですが、安心堂の「手動式小型パッド印刷機 なんでもくんANG-4」は創業者が開発したアイディアが満載のオリジナルパッド印刷機!
誰でも簡単に製版から印刷まで、ご自身の手で行うことができます。
ここではなんでもくんを導入してくださっているさまざまな方にお話を伺っていきます。

Q.なんでもくんを知ったきっかけはなんですか?

きっかけは有子さんです。有子さんと仲良くなってから印刷屋さんをやっていることを知り、そういうのがあるんだ!面白い!と思ってまずはWEBとか見たんだと思います。

そして有子さんが何かプレゼントしてくれたよね?なんでもくんで印刷したクリームケースだったり。いろいろプレゼントしてくれて「ああ、これ面白い!」と思いました。

それから、私の娘に「コラボレーションしない?」と声をかけてくれて(島根さんの娘さんはイラストが得意!)。デザインフェスタ*で娘のイラストを印刷したグッズを販売することになったんだよね。その際に、安心堂にお邪魔しました。そのときはショップバックかな?あれはシルクスクリーン印刷だったと思うけど。その時「私もこういうのできるかな?」と思い、精油の瓶に蔵のロゴを印刷するのをちょっと試しでやってみたのがきっかけです。

*デザインフェスタ=東京都江東区有明で開催されるアジア最大級の国際的アートイベント。

 

Q.実際に購入しようと思ったきっかけはなんですか?

まずは1個からできるというところです。

すごく手軽だし、誰でもできるし、何かすごく幅広く使えるなと思いました。それで、1台あるといいなと思って購入しました。

Q.なんでもくんを使い始めて一番難しかったこと、苦労したことはありますか?

えーとね、位置決め。

位置合わせは「よし!いける」と思ってもちょっとしたことでずれていたりとかするので…でも今は慣れたからコツが分かってきました。治具*が要るものは、治具が難しいですね。

*治具=対象物に印刷する際、基本的に必要となる補助器具の事。

 

Q.なんでもくんはいろいろとカスタマイズすることが可能ですが、ご自身で使いやすいように何かされたりしましたか?

決まったものしかしていないから、それはないかな。ボトルとかが多いです。今の商品もすべてなんでもくんで印刷しています。

Q.他の方になんでもくんをオススメしたいポイントやアイディアはありますか?

そうですね、え〜と何だろうな。実際にあったのは、業者さんが「道具に名前を入れたい」とか。別に販売する商品じゃないんだけれど、「◯◯工務店」とか、「◯◯株式会社」みたいなのを印刷したいとか。

あともうひとつやったのは知り合いのおばあさんが釣竿を盗まれるという悩みがあって相談されました。テープとか貼っていても剥がされちゃうとわかんないから「釣り竿になんでもくんで印刷できないか?」というのはついこの前ありました。「やってやって!」みたいな(笑)。

 

Q.1日に最高でどのくらい印刷したことがありますか?

やるときは1日200ぐらいかな?いっきにやっちゃう!それこそさっき言ったみたいに位置が決まれば、早いので。もう流れ作業でポンポンやっちゃいます。作業は自分だけでなく、他の人にお願いするときもあります。誰でもできるので!

 

Q.ボトル以外で実際に印刷したものとかはありますか?

私がやったわけではないけれど、「使わせてください」と言われて安心堂みたいな感じでレクチャーだけして印刷してもらったものならあります。

サザエのフタに(笑)

何個作ってたかな〜?おそらく何百個と作っていました。NPO法人の方で、東京でイベントをやるのにオマケでサザエのフタを箸置きにするからだったかな?ちょっと忘れちゃったけど…それでサザエのフタの裏にロゴを入れたいと言って印刷していました。ひとりでもう延々と。

サザエへのフタも形がすべて1個ずつ違うからとても苦戦していて、何日かに分けてやっていました。

 

Q.なんでもくんで一番使う消耗品はなんでしたか?

インキかな。でもインキと同じぐらい洗浄液も使います。

なんでもくん用 インキ>http://www.anshindo-shop.com/?pid=97005250
インキ洗浄溶剤>http://www.anshindo-shop.com/?pid=97005291

 

Q.なんでもくんを使っていて楽しいことや嬉しい出来事はありましたか?

うちの商品を手にとってくれたお客さんがお店に来てくれたときに、うちの商品はボトルの印刷も外注せずここでやっているんですよ、と言ったとき、「えっ!?こんなの出来るんですか」みたいな反応は嬉しいです。「すごいですね!」って。

素材を島で採ってきて、蒸留して中身詰めてデザインも島の人がやって、さらにボトルの印刷、パッケージまで全部島で行う。「全然外に出てないってすごいですね!」とよく言われます。それが商品になっているので、とても面白いと思います。

 

Q.これからなんでもくんの導入を考えている方へメッセージはありますか?

そうですね。ひとことで言うなら“楽しい”。

もちろん実用的とか機能性とかそういうところもありますが、本当に印刷していて楽しいです。うちでは若い20代の島留学生の方にもお手伝いで印刷をやってもらうことがありますが、みんな喜びます。

「なにこれ楽しい!」みたいな。

 

島根さん、ありがとうございました!

 

島根輝美​ プロフィール

アロマの認定協会にてインストラクターを取得し、中医アロマやクレイ、陰陽五行論など、信頼できる先生方からたくさんのことを学ぶ。現在は、解剖学に基づき、ホリスティック(全人的)な見方でのオリジナルケアを提供中。娘1人、うさぎ(♀)1羽の母。ゴスペルを歌います。誰もと同じように、いろんな経験をしていろんなことを思い、悩みながら生きてます。その時々に私が誰かに助けられて生きてきたように、私も誰かが笑顔になるお手伝いが少し出来るかもしれない。そんな思いからセラピストとして歩み始めました。

島のほけんしつ 蔵
島根県の離島 海士町にある「島のほけんしつ蔵」は心と体の声を聞くお手伝いをする場所として2016年からはじまりました。小さいお子さまからご年配の方まで年齢や性別問わずご利用いただける複合施設としてアロマを使ったホリスティックケアを中心に季節にあわせたオリジナルハーブティーを提供するカフェや島の草木を採取して蒸留した香りの商品を販売しています。
住所:〒684-0404 島根県隠岐郡海士町福井1367-1
WEB:https://www.ama-kura.com

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